『なに?』


美影「最近倉庫にこないな。どうしたんだ?」


皆.同じ事言うのね。


『別に。理由なんかない。』


蓮「ざっけんじゃねぇよ!」


ビクッ…急にそんなデケェ声だしてんじゃねぇよ。


蓮「理由がねぇなら今までみたいに倉庫に来て皆で笑ってろよ!理由があんなら仲間に言えよ!!仲間を頼れよ!」


『なんにも知らねぇくせに知ったような口きいてんじゃねぇよ。』


私は殺気を出しながら言った。今までより低い声で。


蓮「お前がなんの過去をせよってるかまでは知らねぇ。でも、その過去を俺達にも背負わせろ。誰も迷惑だなんて思わねぇ。誰もお前から離れねぇ。それがどんな過去でもな」


私の目にはなぜか涙が溢れた。


ギュッ

桜が私を抱きしめてきた。

桜「私達…友達でしょ?仲間でしょ?」


『うん。話すよ。過去。』