私はずっと悠を監視。







笑みを浮かべている悠は余裕そのもの。






でもね・・私には・・・最後の大玉がある。







ヴーヴーと鳴る携帯。







紀「はい」







辰『紀優の言ったとおりこっちにも赤津組と炎硫新人らしき人物が来た』







紀「・・蘭華はついた?」






辰『もういる。水無月さんはそっち?』








紀「うん。」






辰『・・・死ぬなよ』







紀「こっちのセリフ。」







辰『死なない様に頑張るよ』







そう言って切った携帯。








水「俺は紀優ちゃん守るから」







紀「さっきからしつこい。」







水「・・守るから」








紀「・・意味深すぎて怖い」