そう言うと「ちょ、何それー。久美が可愛すぎるー♪」とか何とか言って抱きついてきた。 …抱きつかれるような話だったか?これ。 しかも、可愛いって何だ? 「惠、離れて。」 「や〜だよ〜♪」 抵抗するも離れる気配はない。 終いには「久美ってー、すごくいい匂いするー。」なんて言い放ち、顔を首に埋めやがった。 助けを求めようして見渡すと悠大と目が合った。 「 悠大、助けて。」