もう、無理!

まだ、話し合ってる三人をちらっと見て僕は、目を瞑った。

が………

三人が、うるさ過ぎて眠れない。

正確には、眠気が飛んでいく。

はぁ、マジやめろよ。

そんな事を考えてると

「おい、小僧。」

土方が僕を呼ぶ。

「一様、ここに入る事を許可する。」

え″?

「だが、俺はまだ疑ってる。」

土方はそう言うと、こっちを睨んでくる。

「トシ、そんなに睨まなくても……」

近藤は、土方をたしなめるが、土方は、睨むのをやめない。

「明日、隊長を集めて話を聞く。」

はぁ……

「今日は、別室で休め。」

土方は、そう言うと道場を出てった。

……黒猫の事も話すのか?

「神季君、こっちへ。」

いつの間にか寝ている黒猫を抱き上げ、冲田についていった。

部屋に案内された気がするが……

実のところ、そこから記憶は無い。