けれど、いくつか気になる点があった。 心から笑おうとしていない。 作り笑いばっかしてやがる。 婭緒葉の瞳が真っ黒で何も映そうとはしなかった。 俺らは、出逢ったばかりの彼女の事が気になって仕方がなかった。 今度会う時は、お友達ではなく 俺らの仲間、お姫様になって貰おうと思っていたのであった。 こんな話をしていたなど婭緒葉が知るはずない。 _龍呀 side end_