「まあ、信じられないていったらそこまでなんですけど...すべて本当の事なんです」
冷静、というか命の危険にさらされすぎて冷静になりすぎたおれはたんたんと土方にそう告げる
「だったらてめえ証拠ぐらいみせろや！！」
怒鳴り声を上げながら抜いた刀を未だに鞘に納めない土方
「証拠...」
確かにそうだ
未来から来たと言ったんだ。
証拠ぐらいないと信用してもらえない
右の制服のポケットをゴソゴソと探してみるが何もない
んー、これはあんまり使いたくなかったけど仕方ない
何事も命には変えられない..はず
「これが証拠です」
左の制服のポケットから出したのはスマホこと、高校生の必須アイテムスマートフォン
＊
