ケータイ小説 野いちご

【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~





はぁ、と思わずため息をこぼしながら、
チラッと時計を見やる。



あと三十分ほどで、いつも私が出てく時
間だ。



そういえば、雅は迎えに来るとか言って
いたけど、いつ来るのかしら。



私が家を出る時間なんて知らないだろう
し……来るまで待ってろ、って事?



もういっそのこと、いつもよりも早く出
て、学校をサボってしまおうか───ふ
と、そんな風に考えてから、無駄だ、と
すぐに否定した。



いつまでも逃げ続けるわけにもいかない
し、ただの無駄足にしかならないだろう
し。



それに、わざわざこそこそと逃げ回るの
も面倒だし……なんか、どこに居ても、
見つけられてしまいそうな気がする。



朝食を半分ほど残して、箸を置くと、ま
だ少し寝癖がついたままの髪の毛を整え
に、洗面所に向かった。



とはいっても、櫛で軽くとかすだけだけ
れど。



面倒だから、あまり結ぶ事はない。






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