「はい、どうぞ多恵」



芽依はキッチンから紅茶を運んでくるとテーブルに置いた



「ねぇ!芽依!!私ずーっと疑問に思ってたんだけど、コイツの一体どこが良いわけ???」



マンガを読んでいる海斗を指差した




「え、どっどこって…」



チラッと海斗に目線を向ける芽依



「芽依は俺のどこが好きー?」



そう言うと芽依の腰を掴んで自分の方に引き寄せた



「ちょっと!や、やめてよ」



って照れている芽依をよそに



「ほら俺の好きなところ多恵に言ってやれよ」



楽しそうにニヤニヤしている海斗