ケータイ小説 野いちご

光と闇のセカイ

何を………



言っている…………?











『気づかれては……いけない………。


誰にも……
言ってはいけない………。


そう……




誰にも…………。』




次第に耳を済まさなくても、声がはっきりと聞こえてきた。



『次の、満月まで…………、


どうか………




それまで…………。』



言い終えた途端、アイリスが手から滑り落ちた。



アイリスは水面に落ちて、波紋を浮き出す。



波紋が私に届いたと思ったら、青白い光が徐々に弱まり、





社ごと、アイリスの人が消えた。





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