「優しいね、先生」 「そりゃ・・・・・・愛してるからね」 サラリと・・・・・・ そんなことを言えちゃう先生は、やっぱりすごい。 私はいつもの通り、何も言えずに、真っ赤になるだけ。 「そういう照れた顔も、またかわいい」 先生は、そう言って、私の頬を両手で挟んでキスをしてくれた。 大丈夫。 何があっても乗り越えられる。 気にしないように、努力する。 きっと、何でもないと思う。 大丈夫だよね。