あの日から
私の周りが少し変わった


授業中は変わりはないけど

休み時間に複数の視線を感じる


まるで
何かを逃さないように…


まさか私を逃さないように!?

アソコまで見られていると
教室から外にでるのが
みんなに悪い気がして...


―――――――昼休み


「塔山さん」

「え…?」


委員長だ


「向こうで一緒にお昼食べない?」

「え?」


状況が理解出来ていない私は
とりあえず癒杏ちゃんを見た


「いいじゃん。行ってきなよ♪」


それでも不安になる

お昼休みの呼び出しには
嫌な思い出があるし…