*
「ななちゃん先輩おはようございますー」
「お、おはよう六花。相変わらず今日も暗いね」
「ありがとうございます……」
「いや、全然褒めてないけど……」
週末。
とうとうバスケ合宿の日がやってきた。
昨日、佐久間に話しかけるという決意をした私は家に帰ったあともずっと佐久間について悩んでいて、気付けば徹夜。
まったくと言っていいほど寝ていない。
おかげで今日の私は最悪のコンディション。
……にも関わらず、バスケ合宿の初日は嫌味なぐらい快晴で。
「はぁ……」
雲一つない青空は今の私にとっては天敵でしかない。
「はよーございまーす」
「ななちゃん先輩おはようございますー」
「お、おはよう六花。相変わらず今日も暗いね」
「ありがとうございます……」
「いや、全然褒めてないけど……」
週末。
とうとうバスケ合宿の日がやってきた。
昨日、佐久間に話しかけるという決意をした私は家に帰ったあともずっと佐久間について悩んでいて、気付けば徹夜。
まったくと言っていいほど寝ていない。
おかげで今日の私は最悪のコンディション。
……にも関わらず、バスケ合宿の初日は嫌味なぐらい快晴で。
「はぁ……」
雲一つない青空は今の私にとっては天敵でしかない。
「はよーございまーす」