「ねぇ、もう付き合って1年じゃないの?」


「うん、そうだよー」


もうすぐかぁ………。


「彼氏くん、誘ったら?」


「………そうしよっかな」


私は海里くんの所へ向かった。


「あの、海里くん………」


「…………なに」


「明後日………デートして下さい!」


「は?なんで?俺とお前がデートとか笑わせんなよ」


「え…………?」


「彼女ヅラすんじゃねーよ」


嘘…………。


そんなこと思ってたんだ…………。