紫音が着替え、道場に戻ると生徒が目を輝かせた。

紫「…じゃあ、始める。俺と試合したいやつは…」

?「お姉ちゃ〜ん!」

紫音の声を遮り抱きついてきたのは、小さな男の子だった。

紫音は受け止めると優しく笑った。

紫「また、来たのか。昼に動いて大丈夫なのか?」

紫音の問いに男の子は頷いた。