紫音は家に帰ると、母に呼ばれた。 紫音が向かったのは、神社。 紫音の母はここで巫女をしている。 紫音はそっと障子を開けた。 紫「母さん。何の用だ?」 紫音が聞くと、母は真剣な顔をして答えた。 母「…さっき、お告げがあったの。【怒濤の時代を生きてきた者たちがこの現世に現れるであろう。】と。だから、今夜の見回りは気をつけて。」