感情が消えてから数日… 紫音はいつものように生活していた。 大学の人、家や道場の生徒に作り笑いしている。 たぶん、大学以外はバレてるだろうけど何も言ってこない。 紫音は今でも拓馬を大切な人と思っている。 感情が無いのは拓馬に何を言われても大丈夫にするため。 嫌うことなんてできない。 守り通す。 それが紫音の心にあった。