昔のことを思い出してたらもう塾に行く時間になってた。


やばい、遅れる。


急いで髪の毛をいじったら見事に遅刻。


『すみません、遅れました』


私が教室に入ると一斉に笑い声が広がる。


「小町、今日遅かったね」


亞美は、そう言うと私のバックをあさり始めた。


「今日、おやつないの?」


『時間なかったから持ってくるの忘れた』


「えー、じゃあ私のあげるよ」


ラッキー


『ありがと、流石亞美』


「コラッ、小町、亞美静かにしなさい」


先生に注意されると<クスクスと笑われる。