今日は日曜日、学校もない。


だから美香、紗菜子、私で集まることにした。


場所は家からバスで30分かけてカラオケまで来た。


そして今に至る。



「はぁ、同じ塾の男子にメアド聞かれた?いつものようなことじゃない」


「大体、いつもは報告しないくせにどうしたの」


紗菜子、そして美香と順番に言われる。


しばらく間がおかれると、紗菜子がポツリと呟いた。


「もしかして本命キタ?」


真っ赤になりながらも俯きながらこくりと頷く。