「何で今日なの?」



「公表してからじゃ、お前はいつまでもあの狭いアパートだ。良いのか?」



「良くはないけど…」



恵央斗へ“タラシ”というイメージを定着させた純平の事実を証す策が決行する事になった今日、私は恵央斗のマンションへ引越しする事になった。

事務所のスタッフさんに強力させた恵央斗は、ここ2週間、仕事に邁進し、その中で秋月さんを説得。

結婚を公表する許可を得た。