「目玉焼きは料理のうちに入りません!」

と言うサイボーグ高砂…もとい、良一郎さんの指導の元

今、私はサイボーグ…じゃなくて良一郎さんに

古本屋の奥にある簡易キッチンで料理の指導を受けている

その…何でさっきから良一郎さんって呼んでいるかというと

少しでも恋人らしく見えるための演出だそうで…

ちなみに私は叶さんと呼ばれている

取り敢えず、お母さんが滞在している間に手料理を振る舞う事になったらしいんだけど

正直、私は料理が全く出来ない

「何が作れますか?」

と聞かれ「目玉焼き」と答えたところあの返事が返ってきた