ケータイ小説 野いちご

続 青薔薇姫

第1章
それぞれの過去




~龍side~


……これは、今から2年前のこと。


俺はまだ中3だった。


喧嘩はそこら辺の奴よりは遥かに強くて、すでに炎龍の幹部だった。


「じゃあ総長、俺帰ります!!」


「あぁ、気を付けて帰れよ!!」


「総長も気を付けてくださいね!!」


この頃はまだ、誰も疑わずにいられた。


「~♪~♪」


鼻歌を歌いながらバイクを走らせていると、人が道に倒れていた。


……めんどくせぇな。


けどどかさねぇと通れねぇし…。


……しょうがねぇか。


俺はバイクから降りて、倒れてる人に近寄った。





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