~龍side~ ……これは、今から2年前のこと。 俺はまだ中3だった。 喧嘩はそこら辺の奴よりは遥かに強くて、すでに炎龍の幹部だった。 「じゃあ総長、俺帰ります!!」 「あぁ、気を付けて帰れよ!!」 「総長も気を付けてくださいね!!」 この頃はまだ、誰も疑わずにいられた。 「~♪~♪」 鼻歌を歌いながらバイクを走らせていると、人が道に倒れていた。 ……めんどくせぇな。 けどどかさねぇと通れねぇし…。 ……しょうがねぇか。 俺はバイクから降りて、倒れてる人に近寄った。