「無理!つか嫌だ!」
…もし、俺が寝坊をしなければこんな事にはなっていなかったのかもしれない。
いや、俺が二度寝をしなければ。俺が目覚まし時計を壊さなければ…
「――先輩、俺を踏んで下さい!」
こんな気持ち悪いことを言うM男に会わなくて済んだのかもしれない。
…それは約10分前のこと。
今朝、俺は目覚まし時計のうるささに腹が立って思わず壊しそして眠気に襲われて二度寝をしたため寝坊した。
もちろん、学校は遅刻。だから急いで電車に乗るために走って駅に向かっていたんだけど…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…