*蜜side*



「すごくない!?

はちみつだよ?はちみつ。

髪も、名前も。」




蜜は、さっそく昨日の蜂矢くんとのことを優ちゃんに話していた。



「はいはい。
すごいねぇ~。」


「もう!優ちゃん。

心が感じられないッ」



「だって、心なんてこめてないもん。」


優ちゃんは「あたりまえじゃない。」と付け加えて
蜜を軽くあしらう。





「うぅぅぅ・・・

優ちゃん、冷たい~!!!」




優ちゃんに抱きつこうとしたら、よけられた・・・・・。





うぅぅ。

よけられたことは、なかったのにぃ。