ケータイ小説 野いちご

地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

*第壱章*
†理事長からのテスト


翌日。

4月12日。


『朝から緊急集会をする』という理事長からの放送があり、全校生徒が体育館に集められた。



集会の内容を知らされぬまま、先生達も全員集められる。




体育館に来たのは良いんだけど…



「柚莉…なんかあたし達見られてない?」


1〜2年生からめちゃくちゃ見られてる……。



「あー…そりゃそうでしょ。杏樹は学園のかぐや姫なんだから」

「かぐや姫?」

「杏樹の通称よ。その容姿から、男子生徒達が呼んでるの」

「いや……あたしはどちらかというと…“兵隊”の方がしっくり来るんだけど」

「……ホント鈍感無自覚娘」

「???」

「滝本君も“帝”って呼ばれてるから、カップルで良いじゃない。兵隊なんて言わないの!」

「“帝”よりも“エロバカ殿様”だよ!」



陸が帝なんて美化し過ぎ!!

閻魔大王で充分だ!!!!

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