あとがきまでお読みいただき、本当にありがとうございますm(__)m。

スタート時の男の「なんだコイツは!」感にもめげず(笑)、ここまで読んでいただけた事をとても嬉しく思います。


だって、男は読者の方にわざと嫌いになってもらおうと、最初はとことんイヤな奴にしましたから。


女性からの読評からすると、前半の男の横暴っぷりに閉口して、そのまま途中で離脱される方が多かったみたいですね(^^;)。





この小説は改めて読み返すと「成長の物語」なんだな、と感じました。



人間は、変化し続けます。



それは環境だったり、他人だったり、世間の流れだったり、その他いろいろな要因を外部から影響を受けて、変化していくモノだと思います。



人間関係も、気持ちも、行動も。



この物語に出てくる男性と女性も、お互いに影響されあって、変化し続けて、最後はああ言う結末にいたったのだと思います。




余談ですが、彼らにはモデルがいます。



トシユキは……。正直、誤解を受けそうなのであまり言いたくないのですが、ある意味、トシユキは私なのです。


私のとんでもなくイヤな部分ばかりを抽出したのが(笑)、トシユキという訳です。




ナツミは、私が(この小説を書いた当時)よく知っていた女性です。


今では遠く離れてしまいましたが、きっとナツミの様に元気に暮らしているのではないかと思います。


恐ろしい事に、この小説の中でナツミが発したセリフを、そのまんま言われた事もありました。


その時はあまり上手な返しが出来なかったため_| ̄|○、この作品の中で、その女性から言われたセリフを形を変えて使用し、なんとか自分なりに返事をしたつもりでした。


本人には、その意図があまり伝わらなかったみたいですが(笑)。




この作品は、私にとって初めての長編小説となり、個人的にはとても思い入れのある作品となりました。


また、みなさまにお読みいただける様な作品を書きたいと思っておりますので、その際はどうか一つよろしくお願いします!


ふじた ばくや