「ここだ」

俺が連れて来たのは、『携帯ショップ』

李衣は間抜けな顔。

なんだ…コイツ??

俺が頭をバシッと叩くと、涙目で反論してくる。

「頭叩くなんて、ひどいじゃんかー」

む…可愛い…

「……チッ…お前が変な顔してっからだ///」

ガラにもなく、赤くなる俺。

だーっ!!俺のキャラじゃねー!!!!!

そしていじける李衣。

「もういいもーん。りぃはどうせブサイクですよーっだ」

「っ…おっ前。“りぃ"って…」

かわいすぎんだろ…

「なぁに?りぃがなぁにぃ??」

チッ…

「……とにかく行くぞ」

俺は、ショップへ入った。