「ここだ」

連れて来られたのは、『携帯ショップ』

なんで??

あたしが腑に落ちない顔をしていると、頭に衝撃が走った。

「いったぁあああああっ!!!」

「ばーか」

「何すんのよっ!馬鹿タレっ!!」

「ぁあん?馬鹿タレだとゴラ」

「頭叩くなんて、ひどいじゃんかー」

涙目で俯くあたし。

「……チッ…お前が変な顔してっからだ///」

舌打ちしやがって…
変な顔なんて…酷すぎる…(泣)

いじけてやる。

「もういいもーん。りぃはどうせブサイクですよーっだ」

あたしは俯いた顔をあげ、ブーブー言いながら、颯からそっぽを向いた。

「っ…おっ前。“りぃ"って…」

「なぁに?りぃがなぁにぃ??」

「……とにかく行くぞ」

へ?

あたしはショップへ連行された。