ケータイ小説 野いちご

アライブ

〆人であるために



土砂降りの雨を降らしていた雲の隙間から、オレンジの光が零れ出した。


『はぁ、はぁ』


修二は洞穴を出て、草木を掻き分けながら死滅島の中心部へと足を運んでいた。


『ずっと留まっていたって仕方がない。人と出会うリスクはあるけど、この島で生きるためには食料も探さないと…あ、川だ』


修二は森林を抜けた先で川を見つけた。


修二は川に手をつけ、川の水をすくった。


『ゴクゴク…ぷはぁ!!』


修二は川の水を勢いよく飲んだ。


『食料を探すのは良いけど、今の俺には武器もない。このまま誰かに出会う事は非常に危険だよな…』


修二はふと考え込んだ。




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