ケータイ小説 野いちご

君と過ごす最後の24時間

1.始まり
出会い



――…


莱と出会ったのは、今年の4月。


第一志望の公立高校に入学した俺は、莱と同じクラスになった。


初めて高校の教室に入った時に、教室内にいる誰よりも明るい髪の色とたくさんのピアスをつけた彼女から目が離せなくなった。


一目惚れではなく、“なんだコイツ”と新しいものを見つけた感覚に近かった。


自己紹介でも、また目立つやつで。


「橋上 莱って言いまーす。好きなものは特になし。今1番気になっていることは、坂元先生のズレたカツラ!」


坂元は担任。


上手にかぶれていないヅラが気になっていたけど、初対面で言うのってどうなんだよ。



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