ケータイ小説 野いちご

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イケメン★ハーレム

第一章
学園のアイドル

朝の6時30分。
この時間に目覚ましをかけてるんだけど、起きれる気配はまったく無い。


ジリリリリ…。


目覚ましを手探りて探し、やっと掴んで、止めた。


「……くさっ!!」


ガバッと起き上がり、鼻をつまむ。


な、なに?この匂い。


「あ、おはよう。 愛」


私の名前は主井愛(おもいあい)。
あまりの匂いに涙目になっている。


「な、なにしてんの? 恋」


私の目の前にいるのは、私の双子の兄の恋(こい)。


二人の名前を合わせると、“恋愛”になる。
まったく、うちの親は、面白い名前をつけてくれたもんだ。


「ああ、いつもの」


「香水の調合?」


恋は、自分で香水の調合をするのが好きなのだ。
昨日、私の香水を作ってくれるって言ってて、恋の部屋にきて…


「私、そのまま寝ちゃった? 恋のベッドで?」


「うん、試行錯誤して、やっと…今できた」


恋は、私に香水の瓶を渡した。


「ありがとう…まさか、徹夜で?」


「そのまさか。 …おやすみ。 …ぐー」


「だだだだだだだ…だめー!今日から学校でしょ!」


今日は4月4日。
今日から私達は高校二年生になる。


「んぁ…そうだった。 やべ…淳の分の香水作るの忘れた。」


「誰よ、淳て。」


ん?あれ?
もう、7時!?


うっそぉ!?


私は慌てて、ベッドから飛び起きた。


「恋、ベッド使ってごめんね! 私、自分の部屋に戻って準備するから!」


そう言って部屋のドアを閉めた。


自分の部屋に戻って、制服のシワをチェックして、OKだったら服を着て。


ソックスは黒。
バッチリメイクして。
髪巻いて。


全身鏡でチェックする。

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