15年目の1つ目の番外編に引き続き、ハルの「初めて」のお話、いかがだったでしょうか?

今回は番外編ということもあり、二人のほのぼのした日常をさらりと書いた、短編の中でも特に短い作品となりました。

楽しんでいただけたなら、とても嬉しいです。


ところで、この作品は、珍しく、と言うか、本当に久しぶりに、「さあ、書こう!」と気合を入れていないのに、不意に浮かんできて、スルスルっと書けてしまった作品でした。

ここ数年は、悩んで悩んで、考えて考えて、気合を入れて絞り出して、ようやく1つの作品を書き上げるという感じだったので、「ああ、まだ私、こんな風に書く事ができるんだ」と、とても嬉しく、この感覚が懐かしく、本当に幸せでした。

スルッと出てきてサクッと完成してしまったのは、短編だからと言うのもあるのでしょうが、小説を書く事がまた好きになりました。


さて、15年目の番外編としては、後2つ、考えているものがあります。

こちらも早めに書き上げて、公開出来たらいいなと思っています。


16年目に行きつけるかは、まだ自分でも分からないのですが、今は読んでくださる皆さんの後押しを受けて、15年目までの中のハルとカナのお話を少しずつ書き進めて行きたいと思います。


次の作品でもお会い出来たら、とても嬉しいです。


2020年9月25日 真矢すみれ



■□■ シリーズ紹介 ■□■


・「12年目の恋物語」1作目(長編)

・「初デート」番外編(1)(短編)

・「規格外の恋物語」番外編(2)(短編)

・「13年目のやさしい願い」2作目(長編)

・「14年目の永遠の誓い」3作目(長編)

・「娘の結婚」番外編(1)(短編)

・「料理修行」番外編(2)(短編)

・「花火大会」番外編(3)(短編)

・「15年目の小さな試練」4作目(長編)

・「初めてのお見舞い」番外編(1)

・「助手席からの景色」番外編(2) ★本作

 ※よかったら、合わせてお楽しみ下さい。(#^_^#)