ケータイ小説 野いちご

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世界No.1の総長と一輪の花

春休み前の






「お願いします!勉強を教えてください!」




昼休み、空き教室でお弁当を食べ始めた時…倫也が竜二さんの前で頭を下げる。




「あ、竜二。俺にも教えて」



と、お弁当を食べながら思い出したように言う詩優。そういえばもうすぐ学年末テストがある。




「……お前ら…普段授業中寝てるから赤点ばっかりとるんだ。自業自得だ。他を当たれ」



ため息をつく竜二さんに倫也は



「やーだーーーーーーーー」



と駄々をこねる。



竜二さんの眉間にはみるみるしわが…………



……倫也気づいて!竜二さん怒ってるよ…



なんて心の中で思っていても相手に聞こえるはずもなく、



「黙れ」



と低い声で竜二さんは言って、倫也を睨む。




そこで…



ガラッ!と勢いよく教室の扉が開く




中に入ってきたのは明日葉。




無言で竜二の前に行って……



「お願いします!!勉強を!!教えてください!!!!!」




と頭を下げた。









………デジャブ…






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