ケータイ小説 野いちご

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世界No.1の総長と一輪の花

助け





あれから私は1週間学校を休んだ。



お父さんも俊も1週間何もしてこない…



顔の傷はもう目立たなくなってきたから大丈夫そう。あとは腹部の傷。かさぶたにはなったけど痣がいっぱい…




土日明けたら学校行こうかな…今日は土曜日だし。



そう思ってスマホを見たら……なんと不在着信が100件以上入っていた。



そのうち京子から20件、詩優から15件、残りは知らない番号から。



着信/通知音量オフにしてたの忘れてた…



月曜日謝ろう…



ポケットにスマホと財布を入れてコンビニに行こうと思って外に出る。



まだ14時。17時までに帰れば大丈夫だろう。




外は雪が降り積もる。今年はよく降るなぁ…




寒いから早歩きで歩く





あと数歩でコンビニだという所で…



「かーのじょ♪」


と金髪男に声をかけられる。



「あんただよね?"雷龍"のお姫様」



耳元に顔を近づけられ、そう囁かれた。一瞬で鳥肌が立つ。


…らいりゅう?おひめさま?


「…あ、の…誰かと勘違いしてませんか…?」



私が声を出すと、近くにいた男3人も近づいてきて



「間違いないっすよ、総長。この女、雷龍の夜瀬と一緒にいるとこ見たっす」



3人の中の筋肉ムキムキ男がまじまじと私を見て金髪男にそう言った。



……やぜ?詩優のこと?……何で詩優が話に出てくるの…?



私にはこの人たちの言うことが理解できなかった。




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