次の日から宮島くんは話しかけて来なくなった。

多分、私の雰囲気を感じたのだろう。

話しかけてくるなって言う感じを出してるからな。

ほっとした。

でも、とっても悲しくなった。

「七瀬。どうした?」

鞍田くんが話しかけてきた。

「どうもしてないわ。大丈夫だから…………」

そう言ってるのに涙が溢れた。

私は結局、宮島くんのことばかりなんだ。

「宮島だろ?僕に話してみたら?」

「うん…………」