雨が良く降る、6月。




「ごめん、付き合った。」





突然、友達から告げられた言葉。



「え!ほんと!?誰??」







「……佐原、くん。」






最初は信じられなくて、




「え……?」






素直に受け止められなかった。









聞いた時、時が止まったかのように







息ができなくて








涙も出なかった。