『こんな日々は嫌だ。平凡で幸せな日々を過ごしたい。』
私はそう誓った

「おーい、秋野さんどうしたんの。授業始まるよ。」
ここは湖野江学園。
偏差値も平凡 運動能力も平凡 知名度も平凡 全てにおいて平凡 という高校だ。
私はその平凡な高校に通う平凡な高校生の秋野 明美
そして、今さっき私を読んでいたのは夜野 木実この前の入学式で仲良くなった友達だ。
「うん。今行く、ちょっと待って。」
私は平凡な日々を過ごしていたはずだったのだ。
あいつらが、こんな幸せな日々をなくすなんて考えても見なかった。
そう、まずはあいつが来た話から始めようか…
あいつがきたせいで私の平凡な日々が終わり、波乱万丈な日々が幕を開けた。