ケータイ小説 野いちご

月光 ~すべてのひとかけら~

The Second Chapter.
彼女

「あれ?叶翔じゃん」


海からの帰り道、前方から歩いてきた3人組のガラの悪そうな男たちが近寄ってきた。


「莉桜とデートかと思いきや、浮気だ?」


背が高くなく、私と同じくらいしかない女子みたいな人が言った。


「んなわけねぇだろ」


叶翔さんの仲間かな。


どう見ても暴走族っぽいし…。


「こいつ家まで送ってから倉庫行く。じゃーな」


と、3人を放置してスタスタ歩く叶翔さん。


「あ、じゃあその子も倉庫連れてきたら?」


え…。


倉庫って男だらけじゃん…。


絶対やだ…。

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