それから、3年生になった。
変わらず紫色はそばにいてくれて、
クラスも同じだった。
私は右耳に光るピアスを触って
瞳を閉じる。
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『雨、知ってるか?』
『何?』
『俺がお前を好きだってこと』
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律がいなくなって、季節が変わりました。
そっちはどうですか?
季節なんてないのかな?
私ね、律のことまだ大好きだよ。
律は私のこと、すごく好きだったんだって
今になってすごくわかる。
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