ケータイ小説 野いちご

雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~

土砂降り
7滴目



それから、3年生になった。


変わらず紫色はそばにいてくれて、
クラスも同じだった。



私は右耳に光るピアスを触って
瞳を閉じる。


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『雨、知ってるか?』

『何?』


『俺がお前を好きだってこと』

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律がいなくなって、季節が変わりました。


そっちはどうですか?

季節なんてないのかな?

私ね、律のことまだ大好きだよ。


律は私のこと、すごく好きだったんだって

今になってすごくわかる。

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