深夜1時を回る頃、男はベットから起き上がりどこかに電話をかける
プルプルプルプルプル
「Hello?」
2コール目で出たのはどうやら外国人だ
「Hi.I'm Riot」
※以下日本語
「Riot様!お久しぶりです…それで…」
電話の相手と何やら話し込んでいるようだ
「あの方にお繋ぎしろ」
Riotと名乗る男がそう言う
「かしこまりました」
電話の向こうの相手はそう言うと電話を置いてどこかにパタパタと走って行った
2分が経った頃だろうか
「Riot、連絡を待っていたぞ」
あの方と呼ばれる人の声が聞こえる
Riotは背筋をピンと伸ばす
「Devil様…ご無沙汰しています」
「あぁそれで、どうだったんだ?」
「はい、やはり"アレ"は存在しています
それを宿している者も、もう見当はついています」
「おお!それは本当か!よくやったRiot!」
電話の向こうのDevil様は興奮しているようだ
「そうかついに…俺たちはついに」
「はい…少々厄介な事もありそうですがまぁ大丈夫だと思われます」
「引き続き、任務に掛かってくれ」
「かしこました」
その言葉を最後にブチっと電話が切れた