ケータイ小説 野いちご

[完結]試しに同居してみたら恋がはじまりました。

◇「覚悟しとけよ」

*実花Side*



「今日も雨、明日も雨、明後日も雨!!本当梅雨嫌い!!」



窓の外を見てそう叫ぶと、顔の目の前に15cm定規をつきつけられた。




「口じゃなくて手を動かせ。レタリングして」


「……はい」



私は今、湊君の隣の席を拝借して湊君と一緒に委員会で提出しないといけないポスターを作っている。

私も湊君も風紀委員になったんだ。


湊君にはピッタリな役割だと思うけど、正直私に合った役割だとは思えない。


なのにどうして風紀委員になったかと言うと、ただ単にあたしにクジ運が無かったから。



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