上手くいっていたのに……愚かな餓鬼共に邪魔をされた。昔から失敗したことが無かった俺が……まあいい、あの時は協力者をあまり使わなかったからな。数で負けなければ余裕で勝てる。

木下……あいつらも厄介だったが、升山……あいつは気に入らない。あそこでナイフを落とさなければあいつらを黙らせることが出来たのにな……リーダーを失えば餓鬼共は怯えて何も出来なくなっただろう。

そういえば、升山は妹が一年生だったな……升山は一年生を逃がそうとした奴らのリーダーだったという……

いつになるかは分からないが、あの時逆らった奴らが出来るだけ苦しむ方法で革命を起こしたい。

俺はこの世界の王となり、優秀な人物が支配する国家を創らなければならない。


錐山の日記