鏡を見る。

そこにいるのはいつものワンピース姿の私ではなく

白のブレザー、紺のズボン

白羽学園の制服を着た

男の子。

ここまでうまく化けられるんだ。

なんかフクザツ

胸んとこにも違和感ないし……

わた……俺って……

はぁ

「おい、準備出来たか?」

「うん、出来たよ」

「入るぞ」

「ちょ、祐一郎待って!」

まだ下着片づけてない!

祐一郎は幼なじみ

とはいえさすがに下着見られるのは嫁入り前の娘としてどうなのって思うし……

「わ、悪ぃ」

「別に前もって言わなかったわ……俺が悪いから。
……よしっ
今度こそ大丈夫」

「ん、じゃあ行くか」

「は〜い」

ではでは

いざ白羽学園へ

おー