辰喜side



紀「...きて、起きて、辰喜」


ユサユサと左右に揺らされ、重い瞼を開けると紀優がいた。



辰「どうしたの、学校は?」




時計を見ると8時を過ぎていた。





夜明けまで情報収集していたせいか、まだ体は怠く、




気を抜くとすぐに意識が飛びそうだ。






紀「そういえば、今日辰喜の誕生日だなって思って。」





あー、そうだっけ?




最近、日付感覚が無いんだよな。



今日は、4月9日なのか...。