「ちちうえー。ははうえー。」

わたし黒木 紅(クロキ クレナイ)

5歳の女の子

わたしはいまちちうえ、ははうえともりでさんぽしてるの。

父「なんだい?」

ちちうえこと黒木銀(クロキ ギン)

母「あら。綺麗ね。そのお花。」

ははうえこと黒木蓮華(クロキ ハッカ)

2人とも私の両親であり一族の長。
なんの一族かって?

それは

....狼。

私たち一族は全員狼。
ただの狼ではない。

不思議な力が使える狼。
妖の分類に入るんだと思う。

妖術は皆使える。

けど

治癒能力が使える者。
火、水、雪、風など自然を操ることができる者...

もちろん妖術が使えず普通の狼だっている。