「おい、クミ。次、移動教室だろーが…。早く起きろ。」 バコッ!! 思い切りアタマを叩かれ起こされた俺、、、。 「ってーな…。叩いて起こす事ねーだろーがっ。起こすなら優しく起こせや、バカ泉李ッ。」 涙目で叩かれたアタマを摩りながら、チラリと泉李の方を見る。 わぉ…。ブラックオーラが…。 ヤベェ。 ”次何だっけ?”なーんて、焦るアタマで考えながらゴソゴソと用意する。