ケータイ小説 野いちご

獣系男子×子羊ちゃん

パパとお兄ちゃん

家に帰って、
ママに声をかけられても
恥ずかしくて目を合わせることが
できなかった。

とりあえずお風呂場に駆け込んで
シャワーを浴びた。

シャワーを浴びてもなお、
体中に、蒼介さんの力強さや
ぬくもりが
のこっている気がする。

何度も抱きしめられて
力強い
蒼介さんの腕のなかで
耳にしたこと
触れたもの
すべてが夢のように感じられた。

帰り際のキスを思い出し、
ボッと顔が熱くなる。

でも、やっぱり
蒼介さんすごく慣れてるんだと
改めて思う。
そう思うたびに
チクリとしたものが胸に突き刺さる。

それに、蒼介さん、
私なんかで、本当にいいのかな…。

短い間に
いろいろなことがあり過ぎて
いろいろな想いが
頭のなかをぐるぐるとまわる。


< 319/ 420 >