【4】線と線を繋ぐもの

ファンタジー

ペンコ/著
【4】線と線を繋ぐもの
作品番号
174578
最終更新
2009/12/28
総文字数
3,780
ページ数
34ページ
ステータス
完結
PV数
10,518
いいね数
0
 
本作は手直し前の作品です。

 
歩いていると落ちていた、
誰かの大切なマスコット。


かけがえのない大切な時間は、
もう……、
戻りはしない。



手のひらのマスコットは、
貴方に、
微笑んでいますか?



2008/11/28 執筆開始
2008/11/29 作品公開
2008/12/09 手直公開

目次

この作品のレビュー

★★★★★
2008/12/11 07:31
投稿者: 紅 憐 さん
ファンタジーというジャンル

魔法が飛び出して剣が交錯する。そんなファンタジーではない。身の回りでも起きているはずだ。 たとえば、どうしてもほしかったチケットが手に入らなくて落胆していた。 そこへ、すっかり困り果てた友人が。悩みを解決してやると、友人は「よかったらこれ」となにかを差し出してくる。 それはなんと、自分がほしかったチケットではないか。聞けば、友人は恋人と行こうと思ったが、恋人の都合が悪くなってしまった。だから使ってくれと。 そんなことがあったなら、偶然や奇跡というファンタジーではないだろうか。もちろん、これはただの例。 ファンタジーを書くのは難しい。なにがどこからファンタジーなのか、どんな風にファンタジーなのか。 少なくとも、魔法や剣、吸血鬼など流行りものは出てこない。 それでもこれはファンタジー。心あたたまるファンタジーだ。

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★★★★★
2008/12/02 12:58
投稿者: 森ゆかり さん
灯りをともすもの

どこか不思議にも思えてしまう。 青年のいつもの日常をほんの半歩だけずらしてみたような小さな体験。 それは本当に小さな出逢いで。 また逢える確証もなくて。 だけれども。 2人の心の中には、あかりが灯ったはずなのです。 見つめているだけで、心が暖かくなるような。 そんなあかりが。

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★★★★★
2008/11/29 13:38
投稿者: 矢野 克彦 さん
品質保証の花井文学

「哀」と云う文字は「愛」と云う文字と同じ音です。 短編作家・花井敬市氏が描く、ある「アイ」のショートストーリー。 短い作品ですが、読後の余韻は、心地好い長さを保ちます。

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この作品の感想ノート

桜坂さん

生きていますよ。
天に召されたようにも読み取れますが、読んだ方がそう読んだのなら、それが正解だと思っています。
だから、生きています。そして、繋がっているのです。

ファンタジーのつもりなんですが、やはり剣と魔法が要りますかね。

少女は笑顔を貰ったマスコットを、故郷を想うヤヌアルに託します。

ファンタジーもどき、かなぁ。

読んで頂き、ありがとうございました。

ペンコさん
2008/12/16 22:58

敬市さん、こんにちは

女の子とお父さんとヤヌアルが繋がっているのですね。

私が気になったのは女の子です。
生きているのでしょうか?
まさか生きているのはお父さんで、死んじゃって消えてしまったのは女の子・・・

ファンタジーですよね。
悲しくないですよね。

女の子が生きていて、いつかお父さんと会えると信じたいです・・・

2008/12/16 16:29

メガネさん

幻を感じたらファンタジー、とか言ってみます。幻を感じなかったら、リアルでも良いです。
作者が勝手に言ってるだけですから、私は、読者が感じたままを尊重しますよ。

どんどん薄味になってきました。現実には全然繋がっていないことの方が、殆どですよね。

まさに人々の持つ、幻想です。

再来訪、ありがとうございました。

ペンコさん
2008/12/15 11:47

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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