りんどう珈琲

その他

古川 誠/著
りんどう珈琲
作品番号
905043
最終更新
2015/02/05
総文字数
16,409
ページ数
21ページ
ステータス
完結
PV数
194,386
いいね数
1
ランクイン履歴

その他9位(2022/04/26)

ランクイン履歴

その他9位(2022/04/26)

からんからん。

ドアが開いて今日も誰かが入ってくる──。



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とある小さな町にある小さな喫茶店
「りんどう珈琲」

東京でのサラリーマン生活に区切りをつけ、
なんの縁もゆかりもないこの町でひとり暮らしている37歳のマスターと、
そこでアルバイトする17歳の女子高生、柊。

そんな二人の日常と、
喫茶店を訪れては去っていく人々の、
それぞれの人生が優しくクロスしていく物語。

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「日常を丁寧に」過ごすことをメインメッセージとした女性誌『オズマガジン』。

そのオズマガジン編集長が、喫茶店を舞台にした小説を執筆!

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2013年6月21日 連載開始

2014年5月16日 完結

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【読者のみなさまへ】

2014年5月24日にあとがきを追加いたしました。
2014年5月30日にファンメールを配信予定です。

【書籍化決定のお知らせ】
『りんどう珈琲』が書籍として発売されることになりました。
そちらに伴いまして2015年2月8日から第1話のみの試し読み公開となります。

書籍化の詳細につきましては、随時Berry’s cafeにて告知させていただきます。

目次

この作品のレビュー

★★★★★
2014/09/09 07:09
投稿者: 終季 さん
深い!

柊ちゃんの気持ちがすごい分かりやすくて良かったです! ケータイ小説離れした文章力もスゴいと思いました。

続きを見る
★★★★★
2014/05/26 19:47
投稿者: あびの さん
お疲れ様でした

素敵な物語をありがとうございました。 誰しも毎日が何かしらの選択の日々で、選択に迷い、苦しみ、その根本は自分らしく生きるにはどうすればいいかという欲望と切望があって。 現実と希望の折り合いの中で、結局は、当たり前ながら人との関わりを丁寧に生きるしか、先は見えてこないと痛感するばかり。 丁寧に生きることの難しさ、他者をどう受け入れるか、自分をいかに常に俯瞰で見られるかどうか。 人の気持ちを受け入れられ、感じられなければ、自分も理解されるには至らないと思います。 不安が絶たない分、それを自覚できる人のみ、本当の意味で人とつながられるのかもしれません。 なかなか私も言うに及ばず、できないことばかりですが、この物語の人物に触れ、色々と思い返す機会を頂きました。 また新たな物語を楽しみにしています。

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この作品の感想ノート

りんどうの花言葉、『あなたの悲しみに寄り添う』とても心に響く言葉でした。
マスターは本当にりんどうのような人でしたね。柊も学校を卒業して大学へ行き
自分の目標を見つける事が出来ましたね。どんなに悲しくても寂しくても自分で決める事が出来た柊は、とても素敵な人間になれるような気がしました。本当にお疲れ様でした。次回作も楽しみにしています!ありがとうございました。

tanishiさん
2014/05/18 15:50

今回はとても悲しい話でしたね。マスターの気持ちがすごくよく分かりました。
柊には、悲しみの中からしかえられない何かがあるのならば、せめてそれを感じる事が出来れば良いなと思いました。次回も楽しみにしています。

tanishiさん
2014/04/24 22:41

作者の表現がとても的確ですね。
私は気持ちをこんな風に上手く言葉にして人に伝える事ができないので読む度に感動しています。
柊は自分は子供で、まだ上手く考えたり言葉にして伝えられないと言っていますが、同年代の子よりとても色んな経験をしているし、その分ちゃんと筋の通った考えを持つ素敵な女の子ですよね。
私も沢山泣いて考えさせられました。

2014/04/19 10:09

この作品のひとこと感想

すべての感想数:127

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