携帯電話、彼との距離

恋愛(その他)

月野麗/著
携帯電話、彼との距離
作品番号
1706803
最終更新
2025/01/03
総文字数
8,779
ページ数
36ページ
ステータス
未完結
PV数
417
いいね数
0
「ねぇねぇ、『ケータイデンワ』って知ってる?あの七不思議!」
「あっ、知ってるー!あれでしょ、夕方の5時55分55秒、5が5つそろう時間に、555-5555-5555に電話をすると、ってやつ!」

名前も知らないクラスメートは今日も、私の知らないうわさ話をしている。


1、歩く銅像

2、目の動く絵画

3、真夜中に鳴るピアノ

4、13段階段

5、体育館の騒音

6、恋愛破棄屋上



7、ケータイデンワ




そもそも、ケータイデンワとは何か。
他の七不思議は名前で何となく予想がつくのに、これだけ謎だろう。

その理由は、ケータイデンワ自体が都市伝説から始まったものだからである。
つまり、七不思議の中でも新しいのがケータイデンワ。





…くだらない。
私は鼻をすする。9月の風はもう肌寒く、私の肌をくすぐる。






そもそも、だ。
私は七不思議なんてものに興味はない。
何故か?非科学的だからだ。




1の歩く銅像は嘘だろう。

銅は融点が1,085℃。想像してほしい。
その温度に近づいたら、普通に目撃者が焼け死ぬ。


2の目の動く絵画。モナリザの目が動くといわれている。

モナリザは元々、どこから見ても見つめられているような錯覚を起こさせる絵画といわれているのだ。
そのおかげで、「モナリザ効果」という言葉が生まれたほど。



などなど、不可能だと言い切れるものが多い。
だが。


「ケータイデンワか…」

私はつぶやく。
これだけは、起きうることがないことを証明できないのだ。
いや、自分の中で証明に納得できない、というほうが近いか。なぜなら私は、いや、私も……。



「科学的とか、ロマンがない話をするねw」
国立シエル学園 高等部3年(?) 星野光(ホシノヒカリ)
×
「嘘でしょ…。あなた誰……⁈っ、もしかして!」
国立シエル学園 中等部2年 神崎天鈴(カンザキアマネ)



愛を知らない孤独な女と、いたずら好きのイケメン幽霊
二人の関係は、ひょんなことから始まり…?

続きは本編↓

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